2022-01-01から1年間の記事一覧

全て間違い

僅かばかりの仕事をして、僅かばかりの収入を得てなんとか暮らしているのですが、これは駄目だと思っています。 4年間、無収入で、貯金を切り崩して暮らしていたのですが、その頃の方が良かった気がしています。ずっと。朝、散歩をすると鳥たちの朝特有の鳴…

薄口小説作法①

良い小説を書こうと、毎日朝から晩まで考えているのですが、なかなか上手く行きません。というか、そもそもこれまで自分で納得できる小説を書いた事がありません。そして、僕の書くペースがとても遅いということも大きな問題です。 あらゆる芸術は模倣である…

ギター

趣味のギターをまた習い始めました。9年前に始めて、2年半前まで習っていたのですが、コロナの出現と仕事を辞めたことで、ギターのレッスンを止めていました。 コロナとの付き合い方が分かって来て、かつ収入も何とか入って来たので、レッスンを再開しまし…

あてもなく書く

煮詰まってくると僕はよく散歩に出かけます。そして近くのショッピングセンターに入って、フードコートで一息つき、もしくは110円のコーヒーを飲んだりして、家に帰るのですが、だからと言って物凄いアイデアが湧いたりした経験は一度もありません。アイ…

月イチに戻します

僕の本業は、誰が何と言おうと、小説を書くことなので、ブログを書くのもほどほどにしておきたいと思います。最近少し、飛ばし気味です。いけない、いけない。 長編小説を書く予定でいるので、少なくともあと1年はかかると思っています。第一稿を書き上げて…

あなたは何歳?

僕の書いている文章に、それほどの価値は無いと思っています。それほど、というか、ほぼ無価値に等しいと思っています。 それでも読んでくれている数少ない人に向けて、とか、いやいや自分のために書いているんですよ、とか、そーゆーことはもう考えないよう…

とんかつ

昨日、今書いている小説のwordの情報を調べたところ、5月5日に書き始めていたことを知り、愕然としました。まだ5カ月で52ページしか進んでいないからです。序章です。5か月間、ずっと助走を続けていたわけです。自分でもびっくりして、そして今までそ…

秋、ハイキング、ねずみ講

ハイキングが趣味の一つなのですが、どうやら今年の秋は短いようで、その機会も少なくなるみたいです。 基本、僕はひとりでハイキングをします。以前、ネットの掲示板で知り合った人とハイキングに行ったことがあるのですが、会って早々、 「一緒にビジネス…

ショッピングセンターの駐車場でつかまえて

僕は実生活ではほとんど、自分が小説を書いていることを言っていません。それは過去に、自分は小説を書いていると言った時に、そんなのやめろ、だの、小説を書いていても賞を獲っていなければ小説家とは違いますよ、だの、ひどい人は、僕のその頃の経済状況…

青空

何が正しいのか、曖昧になっているのが現在ではないでしょうか。 ウクライナで起きている戦争を知らない日本人は、ほぼいないと思います。 この戦争は、民主主義対共産主義の構図に今現在なっていて進行中ですが、戦況をみても、民主主義、つまりはアメリカ…

ごましお頭1

今、一人のキャラクターについて思い悩んでいます。脇役なのですが、ストーリーの軸に影響を与えそうな感じがするからです。 まぁ、そもそも僕の書く小説は行き当たりばったりで、ストーリーの軸なんて、あって無いようなものです。ただ、「青春」を感じさせ…

憧れ

窓を開ければ遠くで川の流れる音がしてくる田舎に僕は住んでいて、この市内を出ることは僕はほとんどありません。食料品の調達と図書館に資料を探しに行くくらいしかしないからです。 ですので、たまに都会というものに憧れを感じる時があります。 大学生の…

身体には気をつけてくださいね

スランプだと思っていました。4年前に原稿用紙368枚の小説を書いてから、ずっと長編小説が書けませんでした。大体、30~40枚で筆が止まり、その先へ進むことが出来ずにいました。自分の好きな作家の本を何度も読み返したり、その作家に関する資料を…

返事がない

先日、某掲示板に「小説を書いたから読んでほしい」との投稿があり、名乗り出てみました。 読んでみると、ストーリーは、なんてことないラブコメで、人気コミックの2次創作でしたが、表現力がすごかった。僕なんか、足元にも及ばないくらいでした。 その2次…

本屋で働くと

以前、本屋で働いていました。このブログでも、その体験をもじった、極々みじかい話を書きました。今回、また本屋の話をしようと思います。 本屋の仕事は、見た目より、かなりハードです。 ツンと澄ましてカウンターの中に立っている。書店員に対して、この…

世間

最近よく思うことなのですが、というか最近になってようやく思うようになったのですが、「世間」というものを少し意識するようになりました。 僕は、つい最近まで、人と話していたりする際に 「?」 と思う時がたくさんありました。 相手の反応に違和感を覚…

スランプ

文章を書くことを長い間していると、ある日、突然、何も書けなくなる日が来ます。 僕の場合だけかもしれませんが、きっと、物書きをしている、もっと言えば本気で物書きをしている人は、ある日突然何も書けなくなるのを経験しているのではないでしょうか。 …

先生

人間世界で生きていくために必要になってくるのは、距離感だと思います。どの人と、どのくらいの距離を置いて付き合うか?これはおそらく後天的に備わるものでしょう。 しかし、 「人とは距離を置いて付き合いましょう」 と、学校ではそう教えてはくれません…

底流

人間の心の奥底に流れているのは、「否定」ではないでしょうか。 どんなに仲の良い友達でも、血を分けた兄弟でも、心の奥底では相手を否定しているものです。 そうでしょう? だって、僕のこの意見に、あなたは否定的感情を持っているはずですから。 つまり…

前夜

夕方、霧のような細かい雨が上がる。 雲の切れ間から夕陽が差すと、何かが起こりそうな感じがする。 新しい何か。 それを指す、生まれてはじめての言葉。 全身の皮膚が、ざわつく。 坂道を学校帰りの子供たちが駆け上ってくる。 僕の脇を駆け抜けて行った。 …

市街戦のロックスター

人間の本質を探ろうとすると、直後にやってくるものがある。 ジレンマ、だ。 自由でありたい、と願う一方で、属していたい、という願望が湧く。 ありのままで居たいという場合もそうだ。次の瞬間には、価値尺度に自分を当てはめてしまう。 極端に突き詰めて…

「本当の事なんて、誰も知りたくないんですよ」 この言葉は、僕が大学受験の為に予備校に通っていたとき、ある女子学生から言われた言葉だ。 この言葉が携帯に送られてくるまでのやり取りは、紆余曲折したが、要は、最高学府を受験しようとしている男子学生…