とんかつ

昨日、今書いている小説のwordの情報を調べたところ、5月5日に書き始めていたことを知り、愕然としました。まだ5カ月で52ページしか進んでいないからです。序章です。5か月間、ずっと助走を続けていたわけです。自分でもびっくりして、そして今までそれに気づかなかった自分にもびっくりしてしまい、大変ショックを受けました。ウイスキーをストレートで3杯あおって、ようやく寝ました。

 

僕は本当に小説家になれるのだろうか。

 

今朝、中々起きることが出来ず、10時頃、まるで鉛でも含んだように口をモゴモゴしながら、ようやく起きて、顔を洗ったり歯を磨いたりしました。

そして服を着替えて僕は外に出ました。

行くところは決まっていました。

近所にある、一度も入ったことの無い、とんかつ屋です。

ずーっと、あるんです。

不況だろうが、コロナだろうが、ずーっと昔からあるんです。

 

うまかった。

僕にとって900円はかなり高い昼飯代ですが、900円以上の価値はあった。

そして、何か安心できた。

「いろんなことがあるだろうけれど、続けなさい」

そう言われているような気がしました。