ギターの弾きすぎ

ギターを習い直して1年が経ちます。毎日欠かさず1時間以上は練習し、レッスンも一度も休まず通いました。

結果、何が分かったか。

何の目的も無くギターを習っても意味がないということです。

 

毎日の1時間以上の練習も、その前後で気持ちを整える必要があり、実質2~3時間程度、ギターに時間を費やします。気力も、そして意外にも体力も使います。そうすると、本業の小説の執筆やアイデア出しをしたりするのに支障をきたします。体力維持のために毎日やっているジョギングやエアロバイク、筋トレも気が進まなくなり、体調が悪くなります。

 

あれ?何でこんな苦しいことしてるんだっけ?と思い、先日2日間ギターの練習を休みました。それで思い出したことがあります。

小説執筆の気晴らしと、あわよくばギターから小説のアイデアが浮かんだらいいな、と思って始めたことでした。しかし実際にはギターの練習が真逆の効果を及ぼしていたわけです。

ギターの練習は気晴らしにはなりませんし、小説を書くアイデアも生まれません。

プロのギタリストになりたいという人以外は、毎日根を詰めて練習すべきではないと思います。適当に練習しても面白いものではありません。音楽理論相対音感を身に付けないことには、楽しくはなりませんから。アドリブや作曲が出来ないと面白くはなりません。

2日間ギターの練習を止めて考えたことが以上です。

そしてまたギターの練習を再開したのですが、これもまた目的が曖昧なまま、とりあえずギブソンのギターが部屋にあるから、使わなかったらもったいないとか、いつかはアドリブとか作曲とか出来るようになるだろう、などと淡い希望を持っていますが、早くて10年後の話です。

 

10年後、ギターが弾けるようになるより、10年の間に売れる小説を書くことの方が先決だろうと思い直し、ギターの練習は一日30分以内で、たまに気分次第で休むことにしました。

すると体調が良くなり、小説を書こうという意欲も湧いてくるようになりました。

何事もやり過ぎは良くないのですね。